CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2018 >>
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
CATEGORIES
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
『北京故宮博物院200選』ーその2ー
JUGEMテーマ:展覧会

上野の東京国立博物館平成館で 『北京故宮博物院200選』
行われています。

注目された「清明上河図」以外にも国宝級(一級文物)の中国美術コレクションの
数々を見ることができます。

第1部では門外不出とされていた宋・元時代の書画41件をはじめ
陶磁器、青銅器、漆工、ホウロウ、染色の名品約50件が展示されています。


 『草書諸上座帖』 黄庭堅  北宋時代・元符2-3年(1099-1100)頃


 荒れ狂うような草書と最後に続く行書の対比がすばらしい作品です。


 『水村図巻』  趙孟頫 元時代・大徳6年(1302)

  
 豊かな水辺の風景を墨の濃淡で描いています。
 画家の理想の風景を描いた最高傑作で「文人画」と呼ばれ
 その後一大潮流となりました。


 『清花龍濤文八角瓶』  景徳鎮窯  元時代(14世紀)
 


 天を翔る龍、飛び散る波の飛沫が描かれています。
 すき間無く濃密な模様で構成され力強さが感じられます。
 龍の白い部分にも細い線が描かれています。
 
 西アジアやイスラム系の国々との交易で輸入されたコバルト(顔料)で
 美しい青が表現されています。

第2部では第6代皇帝「乾隆帝(1735-1796)」を中心に
清朝300年の世界観を紹介しています。


 『乾隆帝是一是二図軸』  清時代・18世紀


 乾隆帝が漢族の伝統的な文人の姿に扮して歴代皇帝のコレクションを
 鑑賞しています。寝台に座る乾隆帝の後ろには乾隆帝の肖像画が....。
 もう一人の自分を見つめています。

 右上には乾隆帝の詩が添えられています。
 「朕は一人? それとも二人?」
 
 文才に恵まれた乾隆帝は感慨を作品に直接書き加えていました。

 この絵の中に描かれている玉壁、円卓、湯叔盤なども展示されています。


 『玉壁』  戦国時代・前3世紀


 紀元前3世紀ぐらいに作られたもので
 力や富の象徴でした。

 
 『湯叔盤』 春秋時代・前8世紀


 古代の青銅器で手や顔を洗う為の器です。


 乾隆帝の肖像画を軸にしながらこれら「皇帝のコレクション」が堪能できます。


中国が世界に誇る数々の貴重な至宝を観ることができ、楽しめるそして
感動できる展覧会でした。

会期は2月19日(日)までです。
お見逃し無く!



いつもお読みいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援クリックをお願いします。
 ↓  ↓  ↓

にほんブログ村 ハンドメイドブログ ペイントへ

にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 柏情報へ

にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ


| 美術館、博物館 | 19:46 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
『清明上河図』観てきました!(北京故宮博物院200選)
JUGEMテーマ:展覧会
 
上野の東京国立博物館平成館で『北京故宮博物院200選』
が開催されています。

  

日中国交正常化40周年、東京国立博物館140周年を記念した特別展で
北京・故宮博物院の選りすぐりの名宝200件が出品されています。

中でも最大の見所は中国国外で初公開となる名画、『清明上河図』です。


  


『清明上河図』には900年前の都の賑わいが克明に描かれています。

北宋の都・開封の光景を描いたもので
徽宗皇帝が宮廷画家である張択端に描かせたと言われています。

 
画像はTV、「日曜美術館」(NHK)をお借りしています。

全長約5メートル、縦24,8センチの画面の中に773人の人物が登場する
まさに神業です。




静かな郊外の農村の風景から始まります。
季節は春。
先祖の墓参りをする清明節の一日です。



橋脚のないアーチ型の橋に大きな船が今にもぶつかりそうです。

船には帆を下す人々、川に竿を指す人。
橋の上には露天のざわめきが聞こえてくるようです。




橋の上から身を乗り出す人々。

ひとりひとりの息づかいが伝わります。




酒楼と呼ばれた料理屋が立ち並び、人々の喜怒哀楽が見て取れます。



様々な職業の人々が描かれ、平和で豊かな生活が生き生きと表現されています。



そして突然この絵巻物は終わっています。
この続きがあったのか無かったのか…?
ミステリアスな終わり方ですね。

虫眼鏡で見ないと見えないくらいの細い線で緻密な細密描写が900年もの昔に
成されていたとは本当に驚きです。

髪の毛1本ほどの細い線で描かれたこの絵はまさに東洋的
といっていいのではないでしょうか。


 画像:朝日新聞

やっと会えたという感動なのか、興奮気味で帰ってきました。

東京国立博物館では開催初日から多くの来場者で賑わっています。
この『清明上河図』を観るために長蛇の列。

博物館の外で並んで入場し、入場後は『清明上河図』だけを観るための列に並びます。
約180分待ちでした。列はどんどん増えていました。

閉館時間の5時までに並べば閉館後も観ることができます。

朝一番、早い時間が良いかもしれません。

北京故宮でも公開される機会はまれで上海博物館で公開された時は
4~5時間待ち、夜中まで行列が続いた程ということです。
ましてや次回日本に来るのはいつになることか。

中国美術史上最高傑作、神品と言われる『清明上河図』を観られるチャンスは
なかなかありません。ご覧になりたい方はお見逃し無いように!

1月24日(火)までの展示です。


故宮博物院200選、他の作品についてはまた後ほど。
2月19日(日)までの開催です。


いつもお読みいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援クリックをお願いします。
 ↓  ↓  ↓

にほんブログ村 ハンドメイドブログ ペイントへ

にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 柏情報へ

にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ


| 美術館、博物館 | 10:51 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
| 1/1PAGES |